舟上の月
▼アジアの酒
  新港について少し。
  東南アジアが実装されて早2ヵ月。水上集落で統一された新港のグラフィック、浮遊感があって地味にいいですよね。切妻、入母屋で藁葺き造りの家屋やあずまやが点在している光景も、あ〜アジアだなぁという感じが出ていて素敵です。宗教寺院の大伽藍のようなインド圏の港と同様、歴史考証的には必ずしも正しくないわけですが、そこは見た目の楽しさを優先する姿勢を歓迎したいと思います。

  これ、カルカッタやマカオなどには往時の商館街が現存もしてますが、実際にはどこの港であれ欧風建築にできるだけ合わせた形の町並みが企図されていたはずなんですよね。大航海時代に始まる植民地行政は現行のグローバリズムへも連なる総一元化志向への先鞭だったわけで、むしろ明確な構造をもつ西洋の建築物をその土地土地の中核へ配置することに象徴的な意味がありました。いわば街角の目立つ場所に支店を構えてゆくスターバックスの経営戦略。
  その意味では中南米の町並みがマヤ・インカ風でないのはややダブルスタンダード気味なのですが、そうした辺りにこのゲームの限界線が覗けて見えるようで興味深くも感じます。本来はゲーム内世界がそうであるようには同一のルール、同一の視座、同一の通念で語れず視覚的再現も為しえないゆえの異文化世界なわけですからね。

  ところでアジアの新港ではどんな‘お酒’が実装されるのか、関心をもっていたひとはけっこういるんじゃないでしょうか。ペルシャからインドまで、イスラム圏ということで禁酒地帯が続いてましたしね。けれどもフタを開けてみるとライスワイン、ライスウォッカがある程度で、なんだかイマイチな感じです。まぁそれでも純米酒をイメージさせて、東洋風味が色濃くなってきた観はあり。これで横桟の入った中国帆をはためかせた舟が往き来してくれれば言うことなしだったのですが、シャム湾に‘北欧’型重ガレーとか……。東洋船実装後には消去してほしいNPCかもです^^;

▼ジャワ海の至宝
  それはそうと以前の記事で嘆いていた重装船尾楼、ようやく獲れました。しかも最初の一個は逸品だったり。巧い獲りかたや出現ポイントを教えてくれた幾人かのフレに感謝です。一度獲れると要領がわかったためか翌日にもう一つ、さらに後日もう一つと、それまでの待ちは何だったのかという具合に。(笑) 試しにリスボンで売りシャウトをしてみたところ、55Mですぐに売れました。まだまだ需要はあるようですね。
  レアアイテムの具体的な情報を書き付けることはマナーに反するのでしませんが、苦労しているかた向けに一つだけアドバイスをするならば、‘なるべく競合者の少ない時間を狙え’、これに尽きます。閑散時間帯にプレイヤーが増えると同海域のNPC出現数も増えるので、居合わせた他の軍人さんもきっと喜ぶこと請け合いです。

▼画像とおまけ
  画像はパタニ港前にて。東南アジア初訪後しばらくは、こんな珍しい格好などしてソロでアユタヤ傭兵艦隊を狩っておりました。艦隊で狩っているひとたちは周りにいたのに、自分がそこへ入ることをなぜか考えなかったのですね。
  けれどもしばらく前にフレの一人にお誘いをいただいて、試しにと艦隊で狩ってみたところ、ぜんぜん楽、艤装も10倍は長持ちする感じで驚きましたw 一昨年の暮れに戦列艦デビューを果たして以降、ずっと経験値主眼の海事をしたことがなかったため、‘レヴェル上げPT’という概念をなくしていたのですね。これはちょっと、自分のマヌケさが内心おかしかった出来事でした。
  あとご覧のように、さいきん髪を束ねてみました。いかがでしょ?

  さて今日はAngkor以来のアップデート、“カルネヴァレ”の実装当日です。アップデートが大型化した昨年以降かつてなく注目されてない気がするのはわたしだけでしょうか。(笑) 以下おまけ。

『入港許可証』
<新URL>
ttp://www.grapheine.com/bombaytv/index.php?module=see&lang=fr&code=9810836127fd3c7d28cbe5efd5e17a37
<旧URL>
ttp://www.grapheine.com/bombaytv/index.php?module=see&l=es&code=0f43c9d5413b2baec25fa85c5a7a9257

このおじさんの表情にぐっときたかたは、昨年6月27日記事のおまけもぜひに!

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