大晦日大海戦、報告です。今回の標的港はブレーメン。
初日 : 65勝 6敗 17分け 勝利ポイント 114 戦功 143
中日 : 46勝 10敗 12分け 勝利ポイント 90 戦功 116
千秋楽 : 69勝 4敗 7分け 勝利ポイント 119 戦功 142
以下書式は‘海の庭’カテゴリー(右欄)の過去記事群に準じます。画像は上半のSS部分は左から、下半のデータ部分は上から初日・中日・千秋楽の順で並べています。
▼海戦総覧:
さて新三国が初めて主導する大海戦。今回はヴェネツィアがネーデルランド同盟港ブレーメンを標的港とし、連盟はヴェネツィア+イスパニア vs ネーデルランド+イングランドに。欧州に近い港が選ばれがちな通例から、影響度の点ではかつてなく緊張感のない大海戦となりました。(ヴ+西の影響度18に対し、蘭+英79) またノトスイスパニア・ネーデルランドにとっては実にほぼ半年ぶりの大海戦。あまりに久々すぎることや日程の無理ムリ感なども相俟って、周囲での事前の盛り上がり感は今ひとつでした。
会戦海域は北海・ユトランド半島沖。西・蘭にとっては前回参加のオスロを巡る大海戦時と同じです。ヘルデル−フローニンゲン間が対人メインの主戦局となり、リューベック沖等でNPC狩りメインの艦隊が無難に戦功を稼ぐといった展開も前回とほぼ同様のものとなりました。戦況は例によってほぼ拮抗。結果は引き分け判定。現在の仕様ではどちらかの圧勝といった展開はもうあり得ないわけですが。
新型船も多く投入された海戦となりましたが、とくに目立ったのは小型でのガンボートのオプションスキル、直撃阻止。白兵猛者がこのスキルを発動してまっすぐに旗艦を目指す姿にはとても迫力がありました。ボンバルダの轟音機雷との連携は今後も脅威となりそうです。ラ・ロワイヤルによる先制攻撃は、援軍加勢後最初の数秒が決め手となりがちな大海戦ではやや陰の薄いものに感じました。模擬等で扱いに長けた一部の軍人さんが乗る場合を除けば、単に接触を注意すればいい海上をただようブイと化した観あり。ほかに印象的だったのは大浸水、大混乱、装甲烈火弾の派手なエフェクト。面白いなぁ、綺麗だなぁと出くわすたびに見とれていたり(笑)。
▼艦隊総括:
中日に勝利数を大きく減らすことは、今や自艦隊によくあるジンクスとなりました。今回に関しては、初日にペアの旗艦隊からMVP(Ryojiくん)を出した結果、二日目から一部敵艦隊のマーク(分断狙い・時間稼ぎの粘着等)を受けた影響が大きそうです。
ただ前回大海戦と異なるのは、自艦隊が執拗に粘着・分断を狙われるこの状況に3日目には対応できたこと。わたしの属する援軍艦隊は通常たびたび分断を狙われ、粘れば勝てそうな場合でも総合的な視点から一度撤退して旗艦隊への合流を目指すのが常套だったのですが、3日目には5:5、5:10の状況下でも戦闘継続を考慮に入れた艦隊行動をとるようになりました。その結果として3日目の自艦隊による撤退は3クラス合計でも2にとどまり(初日は11、中日は5)、初日を上回る勝率を挙げて援軍艦隊からは2度目となるMVP(ヴィディアさん)も出せました。
一口にペア戦術といっても艦隊ごとにその実用法は異なり、サーバ全体のモードの進展にも常に影響を受けるわけですが、自艦隊について言えばその在り方が依然進化の途上にあることも確かなわけで、今後どういう展開を見せていくのか楽しみです。実際、近々変なことをやり出す気配がなきにしも(笑)。
▼個人戦績:
初日 : 与撃沈/拿捕 22 決定打 13 被撃沈 1 与クリ 24 被クリ 7
中日 : 与撃沈/拿捕 25 決定打 5 被撃沈 5 与クリ 27 被クリ 13
千秋楽 : 与撃沈/拿捕 17 決定打 3 被撃沈 3 与クリ 32 被クリ 12
上記、前回までの書式に決定打(敵旗艦の撃沈)を加えまとめてみました。以前の大海戦記事に比較すると、大海戦のなかったこの半年のあいだに艦隊に占める自艦の撃沈能力がかなり向上したことに気づきます。上記数値には与拿捕計3が含まれているのですが、それでもコンスタントに20前後の撃沈数。半年前の約5割増しといったところです。与撃沈:与クリティカルの比率からは実感した以上に多くのコンボ撃沈に絡めている様子も窺え、こうした点については珍しくほぼ不満のない結果が残せました。
今回新しく課題に感じたのは、敵艦隊による分断を受けた5:10の状況下での経験値の浅さです。旗艦の逃走を支持するため護衛に付く or 囮に出るといった選択肢のほかに、攻撃行動を続けながら味方援軍を待つという所作が加わりました。これ、一般的には普通のことなんですが、先にも述べたようにわたしのいる艦隊ではこれまでしてこなかったことなんですね。あとの大きな課題は以前から悩みの種だった、ここぞという瞬間にキーがうまく作動せず操船を誤る癖が依然抜けないこと。これはPCのラグを見込んでも限界があるといえばある領域ですが、それでもまだ先読み向上の余地を感じるんですよね。
ともあれ‘ほぼ固定艦隊’を長く続けることの強みの一つは、10隻のそれぞれが言語化してない部分でも個々に自身の役回りを見つけており、それをこなすことに集中してさえいれば、各々の弱点をも補う形で自然に艦隊全体の戦果につながるという好循環の回路ができてくることかもしれません。艦隊10名中、調子のいいときにMVPをとるメンバーが固定化されていることはこの証の一つとも言え、3日目には艦隊メンバーの1人が戦功162と突出してMVPを獲る一方で、全15撃沈中14が決定打というメンバーも。
個人的な発見としては今回初めて全日程をカロネード砲で通した結果、この艦隊では自艦のカロネード搭載がかなり活きるという実感を得たことがあります。ふだんの模擬戦では砲撃力への不安からキャノンを選びがちなのですが、外科支援やコンボ連携に重点を置く役回りからも、相対的に被接舷機会が減り装填速度の増すカロネードの有効性はもとより高かったのかもしれません。単にもっと自信をもてという話とも。報告以上、以下おまけ。
Oxford Circus : http://www.youtube.com/watch?v=Zpal8AvrH4Y
場所はロンドン、オックスフォード・ストリート。Oxford Circus から Tottenham Court Road tube station までをぼんやりと歩く男が映し出されています。このモノクロの時間のなかで男はただ歩いているだけなのですが、日常のなかで雑踏を行き交う周囲の人々はおそらく誰ひとり、彼の属する世界について理解を試みようとはしないでしょう。彼もまたそれを望まず、ただタバコをふかし続けるのみです。音楽は Massive Attack。実は完全なモノクロではないところもいいですね。
ところで1/8まで六本木の Mori Art Museum にて開催中の Bill Viola の展覧会、ここで時折おまけに付ける映像・画像が気になるかたには一押しです。世界レヴェルの映像芸術が現在どういう水準を行っているのかわかります。
初日 : 65勝 6敗 17分け 勝利ポイント 114 戦功 143
中日 : 46勝 10敗 12分け 勝利ポイント 90 戦功 116
千秋楽 : 69勝 4敗 7分け 勝利ポイント 119 戦功 142
以下書式は‘海の庭’カテゴリー(右欄)の過去記事群に準じます。画像は上半のSS部分は左から、下半のデータ部分は上から初日・中日・千秋楽の順で並べています。
▼海戦総覧:
さて新三国が初めて主導する大海戦。今回はヴェネツィアがネーデルランド同盟港ブレーメンを標的港とし、連盟はヴェネツィア+イスパニア vs ネーデルランド+イングランドに。欧州に近い港が選ばれがちな通例から、影響度の点ではかつてなく緊張感のない大海戦となりました。(ヴ+西の影響度18に対し、蘭+英79) またノトスイスパニア・ネーデルランドにとっては実にほぼ半年ぶりの大海戦。あまりに久々すぎることや日程の無理ムリ感なども相俟って、周囲での事前の盛り上がり感は今ひとつでした。
会戦海域は北海・ユトランド半島沖。西・蘭にとっては前回参加のオスロを巡る大海戦時と同じです。ヘルデル−フローニンゲン間が対人メインの主戦局となり、リューベック沖等でNPC狩りメインの艦隊が無難に戦功を稼ぐといった展開も前回とほぼ同様のものとなりました。戦況は例によってほぼ拮抗。結果は引き分け判定。現在の仕様ではどちらかの圧勝といった展開はもうあり得ないわけですが。
新型船も多く投入された海戦となりましたが、とくに目立ったのは小型でのガンボートのオプションスキル、直撃阻止。白兵猛者がこのスキルを発動してまっすぐに旗艦を目指す姿にはとても迫力がありました。ボンバルダの轟音機雷との連携は今後も脅威となりそうです。ラ・ロワイヤルによる先制攻撃は、援軍加勢後最初の数秒が決め手となりがちな大海戦ではやや陰の薄いものに感じました。模擬等で扱いに長けた一部の軍人さんが乗る場合を除けば、単に接触を注意すればいい海上をただようブイと化した観あり。ほかに印象的だったのは大浸水、大混乱、装甲烈火弾の派手なエフェクト。面白いなぁ、綺麗だなぁと出くわすたびに見とれていたり(笑)。
▼艦隊総括:
中日に勝利数を大きく減らすことは、今や自艦隊によくあるジンクスとなりました。今回に関しては、初日にペアの旗艦隊からMVP(Ryojiくん)を出した結果、二日目から一部敵艦隊のマーク(分断狙い・時間稼ぎの粘着等)を受けた影響が大きそうです。
ただ前回大海戦と異なるのは、自艦隊が執拗に粘着・分断を狙われるこの状況に3日目には対応できたこと。わたしの属する援軍艦隊は通常たびたび分断を狙われ、粘れば勝てそうな場合でも総合的な視点から一度撤退して旗艦隊への合流を目指すのが常套だったのですが、3日目には5:5、5:10の状況下でも戦闘継続を考慮に入れた艦隊行動をとるようになりました。その結果として3日目の自艦隊による撤退は3クラス合計でも2にとどまり(初日は11、中日は5)、初日を上回る勝率を挙げて援軍艦隊からは2度目となるMVP(ヴィディアさん)も出せました。
一口にペア戦術といっても艦隊ごとにその実用法は異なり、サーバ全体のモードの進展にも常に影響を受けるわけですが、自艦隊について言えばその在り方が依然進化の途上にあることも確かなわけで、今後どういう展開を見せていくのか楽しみです。実際、近々変なことをやり出す気配がなきにしも(笑)。
▼個人戦績:
初日 : 与撃沈/拿捕 22 決定打 13 被撃沈 1 与クリ 24 被クリ 7
中日 : 与撃沈/拿捕 25 決定打 5 被撃沈 5 与クリ 27 被クリ 13
千秋楽 : 与撃沈/拿捕 17 決定打 3 被撃沈 3 与クリ 32 被クリ 12
上記、前回までの書式に決定打(敵旗艦の撃沈)を加えまとめてみました。以前の大海戦記事に比較すると、大海戦のなかったこの半年のあいだに艦隊に占める自艦の撃沈能力がかなり向上したことに気づきます。上記数値には与拿捕計3が含まれているのですが、それでもコンスタントに20前後の撃沈数。半年前の約5割増しといったところです。与撃沈:与クリティカルの比率からは実感した以上に多くのコンボ撃沈に絡めている様子も窺え、こうした点については珍しくほぼ不満のない結果が残せました。
今回新しく課題に感じたのは、敵艦隊による分断を受けた5:10の状況下での経験値の浅さです。旗艦の逃走を支持するため護衛に付く or 囮に出るといった選択肢のほかに、攻撃行動を続けながら味方援軍を待つという所作が加わりました。これ、一般的には普通のことなんですが、先にも述べたようにわたしのいる艦隊ではこれまでしてこなかったことなんですね。あとの大きな課題は以前から悩みの種だった、ここぞという瞬間にキーがうまく作動せず操船を誤る癖が依然抜けないこと。これはPCのラグを見込んでも限界があるといえばある領域ですが、それでもまだ先読み向上の余地を感じるんですよね。
ともあれ‘ほぼ固定艦隊’を長く続けることの強みの一つは、10隻のそれぞれが言語化してない部分でも個々に自身の役回りを見つけており、それをこなすことに集中してさえいれば、各々の弱点をも補う形で自然に艦隊全体の戦果につながるという好循環の回路ができてくることかもしれません。艦隊10名中、調子のいいときにMVPをとるメンバーが固定化されていることはこの証の一つとも言え、3日目には艦隊メンバーの1人が戦功162と突出してMVPを獲る一方で、全15撃沈中14が決定打というメンバーも。
個人的な発見としては今回初めて全日程をカロネード砲で通した結果、この艦隊では自艦のカロネード搭載がかなり活きるという実感を得たことがあります。ふだんの模擬戦では砲撃力への不安からキャノンを選びがちなのですが、外科支援やコンボ連携に重点を置く役回りからも、相対的に被接舷機会が減り装填速度の増すカロネードの有効性はもとより高かったのかもしれません。単にもっと自信をもてという話とも。報告以上、以下おまけ。
Oxford Circus : http://www.youtube.com/watch?v=Zpal8AvrH4Y
場所はロンドン、オックスフォード・ストリート。Oxford Circus から Tottenham Court Road tube station までをぼんやりと歩く男が映し出されています。このモノクロの時間のなかで男はただ歩いているだけなのですが、日常のなかで雑踏を行き交う周囲の人々はおそらく誰ひとり、彼の属する世界について理解を試みようとはしないでしょう。彼もまたそれを望まず、ただタバコをふかし続けるのみです。音楽は Massive Attack。実は完全なモノクロではないところもいいですね。
ところで1/8まで六本木の Mori Art Museum にて開催中の Bill Viola の展覧会、ここで時折おまけに付ける映像・画像が気になるかたには一押しです。世界レヴェルの映像芸術が現在どういう水準を行っているのかわかります。