インファイト・アンワインド
2007年6月3日 常在戦場 コメント (15)
ひさびさにプレイ日記らしい記事を。
さいきんはずっと賞金稼ぎになってプレイをしています。キャラの職業が賞金稼ぎなら、実際のプレイ内容も賞金稼ぎという感じに。といっても定例の模擬戦参加を除くと洋上でのプレイ時間自体が大して長くないわけですが。喜望峰以東へも久々に遠征してみようかとも。
▼近況
ふだんのプレイ内容について、4月始めに少し書いて以来まったく触れてないことに気づきました。(笑) この間にも商会内では
フィリバスタ転職クエストツアーを企画開催したり、↓
http://neko6.blog18.fc2.com/blog-entry-242.html
対抗戦でハッスルしたり↓
http://nekokyoudan.blog14.fc2.com/blog-entry-840.html
http://diarynote.jp/d/77597/20070430.html
とまぁそれなりにいろいろ遊んではいます。それぞれの関連ブログ記事に直リンクさせてもらいました。猫教団blogのgoodbye筆による記事群のほうが余程ここよりプレイ日記っぽいのは内緒です。Mr.マリオサン、いつもながら動画提供感謝です^^
▼賞金稼ぎ as occupation
では本題。まずキャラ職業としての賞金稼ぎについて。対人戦メインの海事職としてみた場合、賞金稼ぎの大きな特徴は防御系のスキル優遇が厚いことと、攻撃面では最も有効性の高い水平射撃が非優遇なことにあります。従ってふつうに考えれば他の砲撃系優遇職に比べて撃沈率と被撃沈率がともに下がるはずですが、わたしの場合どちらも上がっているのが現状です。
撃沈率の向上は単純に今のPC環境に慣れて視野と先読みの時間幅が広がったことが大きそうです。ただ水平射撃が非優遇な状態でのインファイトおよびクリティカル撃沈を視野に読み込むと、どうしても回避スキルと貫通スキルの頻繁な切り換えが必要になるんですね。以前のPC環境では戦闘中のスキル切り換えを端から諦めていたので、元から回避操船が下手なうえこの見極めができていないことが、いまの被撃沈率上昇の一要因と言えそうです。
賞金稼ぎの転職クエストは用心棒限定で用心棒の優遇スキルには操舵がないことが、これまで転職に伴う熟練度ロスの問題からこの職への転職の最大障壁でした。春先のアップデートにより、この問題が解消されたのは嬉しい限りです。対人メインのプレイヤーでこの職業を選ぶひとは今もあまり見かけませんが、なかなか悪くないスキル構成だと思います。
▼賞金稼ぎ in practice
対人海賊を相手にした戦闘も時折するように。この冬までは交戦することがあっても勝利を目的にすることはあまりなく、ソロで複数艦隊に仕掛けて時間稼ぎをしたり、手近な知り合いと組んで追いかけて封鎖してみたりといった程度だったのですが、環境面での改善もあり今は与撃沈or与拿捕を前提とした艤装で臨むようになりました。
といっても数日に一度危険海域を巡回する程度なのですが、海賊の活動が昨今また盛んになっていることもあり、この1週間ほどの海賊撃沈による賞金収入は10M(1000万D)を超えました。自船には賞金が掛かっておらず、拿捕でもされない限り失うものがないというアンフェアな状況での戦闘になりますから、それでも向かってくる海賊プレイヤーに対しては敵ながら天晴れだなぁと思います。
無差別海賊団も復活しましたね。この海賊団については過去幾度か触れてきましたが(「海賊の艶」2006年4月9日記事など)、総体としてはその活躍を歓迎しています。むろん海賊ですから一般のプレイヤーに仇なす存在なのは確かですが、首領以下きちんとゲームとして遊びきる心構えができている人たちなので、戦ってもカラっとしているんですよね。そこがいい。一緒に戦ってみるとわかりますが、こういう部分でジメジメしてるプレイヤーって思いのほか多くいたりします。
ただこれもまたこのゲームの抜きがたい一側面なのは確かですし、良い機会なのでここで実例を一つ書き付けておくと、先週ある海域で他国の討伐艦隊がこの海賊団と交戦中に援軍要請を出していたんですね。このとき辺りには見渡すかぎりわたし以外に軍船がいなかったため援軍に入ったところ、戦闘終了後に討伐艦隊のなかに「海賊に加勢してイスパ(つまりわたし)から狩るか」といった趣旨の暴言を吐くひとがいて、これは驚きました。どうもPKK(海賊討伐)軍人を自認しているプレイヤーらしいのですが、だとすればこの発言はやはり支離滅裂な暴言以外の何物でもありませんし、わたしはこのときソロでしたから本気なら自分で襲ってくればいいのにそういう素振りはまるで見せず。
この無差別海賊団は構成員も多く神出鬼没なので、討伐する側が国籍にこだわって艦隊を分かつようでは遠隔地での討伐機会がどうしても減ってしまいます。この状況下では敵の敵は味方という選択が冷静な戦略的判断というものだろうと考えてこれまでもその国の軍人さんとは適時手を組んできたので、一般の商船や冒険船からみてもこういうプレイヤーの言動は無差別海賊1人分の行状よりむしろ害とすら思えます。実はこのとき自船は海賊側の旗艦に対してコンボ撃沈を与えていたのですが、撃沈後にこの発言はあまりにも幼稚で唖然としてしまいました。海賊側にはフレンド登録を交わしているひともおり、鬱屈となりうるのは本来被害を出した彼らの側なわけですが、戦闘後にはよほどスカっとした会話を交わせたり。
とはいえこれも、負の感情のスパイラルに周囲を巻き込もうとする心性の持ち主はどこにでもいるという至極ありふれた話とも言え、このとき討伐艦隊にいたひとがみな同じ考えの持ち主とは到底思えません。よってこうした特定のプレイヤーだけ一度出会ったら以後無視すれば事足りる話だろうとも思います。MMOならではの対人戦に出向くと、この種の無闇な怨嗟の発露に出くわすことも稀にあるのは確かですね。
▼上納品をつかってみる
それはそうと先月の公式イベント“チューリップ・バブル”の景品で対人用上納品をもらったので裏キャラに携行させていたところ、航行中に対人海賊が検索にかかったため遭遇しそうなルートを採ってみたら運良く(?)襲われてしまいました。(笑) そこで試しに使ってみることに。すると交易所などで聞く‘じゃらん♪’という決済時の効果音とともに手持ちのお金が半分なくなったほかは、対NPC用の停戦協定状とまったく同様に戦闘終了となりました。頭では分かっていましたが、あっけなさすぎて何だか拍子抜けした気分です。
まだインド交易をするには穀物海岸を通るしかない頃に、商用サムブークや輸送用大型ガレーに乗って海賊の存在にびくびくしながら往復していた身としては、これっていいことなのかなぁと少し微妙にも思います。その‘びくびく’があったから長距離の航海も楽しめたわけで。もちろん「上納品は持たない」という選択肢は依然残るので本人次第なのも確かです。ただ最初からこのアイテムに慣れてしまうルートをたどってしまうと、このゲームに飽きるのが早くなるような気も。あくまでひとごとですが、そういうケースがあるとすれば残念です。
ところでこのとき襲ってきた海賊は3人組で、上記の無差別海賊団とはまた別の無差別海賊を標榜しているグループの面々でした。まだ海事レベルが中途半端なためか乗っている船の構成もでこぼこで、海賊船も軒並み大型化したなかちょっと懐かしい感じも。彼らはこちらが軍船の場合ソロで近づいても逃げていくんですね。このあたりもすばしっこい正味の海賊っぽくって、上記の海賊団とは別の意味でアリかもなぁと。(笑)
▼画像とおまけ
今回は賞金首/賞金稼ぎ関連ということで、画像はフィリバスタクエの一幕。以下おまけ。
俺たちゃ海賊! −激動の東アジア海上史− :
http://www2s.biglobe.ne.jp/~tetuya/REKISI/kaizoku.html
東アジアを軸とした海賊史まとめです。図解も豊富で専門書並みの充実ぶりを見せています。やはり東南アジアにはジャンク船が行き交ってほしいですよね。北欧型重ガレーのアユタヤ艦隊が徘徊する姿など、‘大航海時代online’で最もフェイク感が漂っている光景のように極私的には思うのです。(笑)
さいきんはずっと賞金稼ぎになってプレイをしています。キャラの職業が賞金稼ぎなら、実際のプレイ内容も賞金稼ぎという感じに。といっても定例の模擬戦参加を除くと洋上でのプレイ時間自体が大して長くないわけですが。喜望峰以東へも久々に遠征してみようかとも。
▼近況
ふだんのプレイ内容について、4月始めに少し書いて以来まったく触れてないことに気づきました。(笑) この間にも商会内では
フィリバスタ転職クエストツアーを企画開催したり、↓
http://neko6.blog18.fc2.com/blog-entry-242.html
対抗戦でハッスルしたり↓
http://nekokyoudan.blog14.fc2.com/blog-entry-840.html
http://diarynote.jp/d/77597/20070430.html
とまぁそれなりにいろいろ遊んではいます。それぞれの関連ブログ記事に直リンクさせてもらいました。猫教団blogのgoodbye筆による記事群のほうが余程ここよりプレイ日記っぽいのは内緒です。Mr.マリオサン、いつもながら動画提供感謝です^^
▼賞金稼ぎ as occupation
では本題。まずキャラ職業としての賞金稼ぎについて。対人戦メインの海事職としてみた場合、賞金稼ぎの大きな特徴は防御系のスキル優遇が厚いことと、攻撃面では最も有効性の高い水平射撃が非優遇なことにあります。従ってふつうに考えれば他の砲撃系優遇職に比べて撃沈率と被撃沈率がともに下がるはずですが、わたしの場合どちらも上がっているのが現状です。
撃沈率の向上は単純に今のPC環境に慣れて視野と先読みの時間幅が広がったことが大きそうです。ただ水平射撃が非優遇な状態でのインファイトおよびクリティカル撃沈を視野に読み込むと、どうしても回避スキルと貫通スキルの頻繁な切り換えが必要になるんですね。以前のPC環境では戦闘中のスキル切り換えを端から諦めていたので、元から回避操船が下手なうえこの見極めができていないことが、いまの被撃沈率上昇の一要因と言えそうです。
賞金稼ぎの転職クエストは用心棒限定で用心棒の優遇スキルには操舵がないことが、これまで転職に伴う熟練度ロスの問題からこの職への転職の最大障壁でした。春先のアップデートにより、この問題が解消されたのは嬉しい限りです。対人メインのプレイヤーでこの職業を選ぶひとは今もあまり見かけませんが、なかなか悪くないスキル構成だと思います。
▼賞金稼ぎ in practice
対人海賊を相手にした戦闘も時折するように。この冬までは交戦することがあっても勝利を目的にすることはあまりなく、ソロで複数艦隊に仕掛けて時間稼ぎをしたり、手近な知り合いと組んで追いかけて封鎖してみたりといった程度だったのですが、環境面での改善もあり今は与撃沈or与拿捕を前提とした艤装で臨むようになりました。
といっても数日に一度危険海域を巡回する程度なのですが、海賊の活動が昨今また盛んになっていることもあり、この1週間ほどの海賊撃沈による賞金収入は10M(1000万D)を超えました。自船には賞金が掛かっておらず、拿捕でもされない限り失うものがないというアンフェアな状況での戦闘になりますから、それでも向かってくる海賊プレイヤーに対しては敵ながら天晴れだなぁと思います。
無差別海賊団も復活しましたね。この海賊団については過去幾度か触れてきましたが(「海賊の艶」2006年4月9日記事など)、総体としてはその活躍を歓迎しています。むろん海賊ですから一般のプレイヤーに仇なす存在なのは確かですが、首領以下きちんとゲームとして遊びきる心構えができている人たちなので、戦ってもカラっとしているんですよね。そこがいい。一緒に戦ってみるとわかりますが、こういう部分でジメジメしてるプレイヤーって思いのほか多くいたりします。
ただこれもまたこのゲームの抜きがたい一側面なのは確かですし、良い機会なのでここで実例を一つ書き付けておくと、先週ある海域で他国の討伐艦隊がこの海賊団と交戦中に援軍要請を出していたんですね。このとき辺りには見渡すかぎりわたし以外に軍船がいなかったため援軍に入ったところ、戦闘終了後に討伐艦隊のなかに「海賊に加勢してイスパ(つまりわたし)から狩るか」といった趣旨の暴言を吐くひとがいて、これは驚きました。どうもPKK(海賊討伐)軍人を自認しているプレイヤーらしいのですが、だとすればこの発言はやはり支離滅裂な暴言以外の何物でもありませんし、わたしはこのときソロでしたから本気なら自分で襲ってくればいいのにそういう素振りはまるで見せず。
この無差別海賊団は構成員も多く神出鬼没なので、討伐する側が国籍にこだわって艦隊を分かつようでは遠隔地での討伐機会がどうしても減ってしまいます。この状況下では敵の敵は味方という選択が冷静な戦略的判断というものだろうと考えてこれまでもその国の軍人さんとは適時手を組んできたので、一般の商船や冒険船からみてもこういうプレイヤーの言動は無差別海賊1人分の行状よりむしろ害とすら思えます。実はこのとき自船は海賊側の旗艦に対してコンボ撃沈を与えていたのですが、撃沈後にこの発言はあまりにも幼稚で唖然としてしまいました。海賊側にはフレンド登録を交わしているひともおり、鬱屈となりうるのは本来被害を出した彼らの側なわけですが、戦闘後にはよほどスカっとした会話を交わせたり。
とはいえこれも、負の感情のスパイラルに周囲を巻き込もうとする心性の持ち主はどこにでもいるという至極ありふれた話とも言え、このとき討伐艦隊にいたひとがみな同じ考えの持ち主とは到底思えません。よってこうした特定のプレイヤーだけ一度出会ったら以後無視すれば事足りる話だろうとも思います。MMOならではの対人戦に出向くと、この種の無闇な怨嗟の発露に出くわすことも稀にあるのは確かですね。
▼上納品をつかってみる
それはそうと先月の公式イベント“チューリップ・バブル”の景品で対人用上納品をもらったので裏キャラに携行させていたところ、航行中に対人海賊が検索にかかったため遭遇しそうなルートを採ってみたら運良く(?)襲われてしまいました。(笑) そこで試しに使ってみることに。すると交易所などで聞く‘じゃらん♪’という決済時の効果音とともに手持ちのお金が半分なくなったほかは、対NPC用の停戦協定状とまったく同様に戦闘終了となりました。頭では分かっていましたが、あっけなさすぎて何だか拍子抜けした気分です。
まだインド交易をするには穀物海岸を通るしかない頃に、商用サムブークや輸送用大型ガレーに乗って海賊の存在にびくびくしながら往復していた身としては、これっていいことなのかなぁと少し微妙にも思います。その‘びくびく’があったから長距離の航海も楽しめたわけで。もちろん「上納品は持たない」という選択肢は依然残るので本人次第なのも確かです。ただ最初からこのアイテムに慣れてしまうルートをたどってしまうと、このゲームに飽きるのが早くなるような気も。あくまでひとごとですが、そういうケースがあるとすれば残念です。
ところでこのとき襲ってきた海賊は3人組で、上記の無差別海賊団とはまた別の無差別海賊を標榜しているグループの面々でした。まだ海事レベルが中途半端なためか乗っている船の構成もでこぼこで、海賊船も軒並み大型化したなかちょっと懐かしい感じも。彼らはこちらが軍船の場合ソロで近づいても逃げていくんですね。このあたりもすばしっこい正味の海賊っぽくって、上記の海賊団とは別の意味でアリかもなぁと。(笑)
▼画像とおまけ
今回は賞金首/賞金稼ぎ関連ということで、画像はフィリバスタクエの一幕。以下おまけ。
俺たちゃ海賊! −激動の東アジア海上史− :
http://www2s.biglobe.ne.jp/~tetuya/REKISI/kaizoku.html
東アジアを軸とした海賊史まとめです。図解も豊富で専門書並みの充実ぶりを見せています。やはり東南アジアにはジャンク船が行き交ってほしいですよね。北欧型重ガレーのアユタヤ艦隊が徘徊する姿など、‘大航海時代online’で最もフェイク感が漂っている光景のように極私的には思うのです。(笑)
コメント
個人的にイスパ人の一部に怨恨もありますが、援軍として共闘した者を遇する道ではないことは自明でしょうね。
お疲れちゃーん;;
ゲーム自体が所属する国同士で競う構図をベースに置いてますから、とりわけ軍人が他国の船に対して対抗心をもつのはいいことだと思うんですよね。ただそれを感情的な軋轢に変容させて、合理的な判断よりも優先させてしまうのは軍人の思考としては誤りだなぁと。
無差別海賊を前にしてのこの思考言動は海賊の側を利するだけとしか思えないのですが、ゲームですから「そんなことよりイスパニアの軍人はとにかく気にいらねぇ、やっちまえ」って方針ならそれはそれでいいかも。(笑) ただそれでも何も海賊側に加勢しなくたっていいわけです。動きをみるかぎり1on1で負ける気もちょっとしなかったし他の艦隊メンバーも同じ考えなのか興味もあったので、沖でしばらく待ってたんですけどね。出てきませんでした。
暴言と表現したのは後から考えるとそうなるなと思ったからで、白チャで言われた瞬間は単に意味不明でしたw
@@;
というか、相手が誰という問題は個人的にはどうでもよく、DOLを考える上でケーススタディっぽく後々の参考引用に使えるかもというくらいの意味合いで書いておいたのだけど、やっぱりこの部分に注目がいくんですねぇ^^;
ゲームやり始めの頃は「え、あいつ敵国じゃん」とか思ってたけど、今は頭の中でソロバン弾いて「ま、いいか」みたいな^^;
あ、そうそう。無差別海賊に対抗して組織立ち上げたんで、気が向いたら来て見て下さいな。
その通りでまったく状況次第なんですよね。特に国に所属する軍人という立場にこだわったプレイをしたい場合に大事なのは、その時その場で最優先とすべき課題を見抜くバランス感覚だと思います。あるケースにおいては私掠軍人となる覚悟もいるし、別のケースではきのう敵として戦った相手と組む要も生まれるはず。
逆に一番ダメなのが自分の感情なりエゴなりに固執した言動だと考えます。それがしたいなら国旗を背負った軍人など気取らずに、海賊を相手にするにしても一匹狼の賞金稼ぎとして動いた方がいい。これはわたしがその種の軍人組織から距離を置いてきた理由の一つでもあります。
対無差別海賊のグループ立ち上げ、メンバー募集のシャウトは目にしたと思いますよ^^ 思うこともありますので、ホーンブロワーさんのブログのほうへコメントいたしまする〜
気になった点があるのでそれについて一言。
>>もし無差別に対する時だけは敵国同士でも組む選択肢があってい>>いという発想の元に生まれた組織ならば、このあたりで感情的な>>割り切りが共有できていないのかなぁと。
英国には英国人を守るための組織的PKKに携わってた軍人から無差別を輩出した、負の歴史があります。残念なことですが。
モラル面においてオレンジから無差別への境界はごく脆弱なものです。せっかく国の枠を超えて無差別海賊と戦おうと言うメンバーを
集めるに当たって、自国であれ他国であれ、他の航海者を襲って金品を得る選択を取りうる性向を持つプレイヤーを加えることは、
結局前述のPKK組織と同じ轍を踏みかねないと言う懸念があるのではないでしょうか。
また、私自身もそうですが様々な理由から海事よりも交易や冒険を
優先せざるをえない状況で、私掠に襲われあるいは未然の脅威に怯えながら危険海域を往来するプレイヤーにとっては、私掠を容認する気持にはなかなかなれないものです。
ホレイショ議長の提唱する組織には、恐らくそうした「狩られる側」にある(あるいはあった)プレイヤーの直接、間接の参加と支援が暗黙に期待されているのでしょう。
goodbyeさんの文章を常々拝見するに理に勝つ傾向の方だとお見受けしますが、世の中必ずしも自分の感情面を排除して理だけで割り切れる人間ばかりではありません。
そうしたスタンスの違いからくる行き違いやしこりで結局PKK組織が長続きしない、あるいは空中分解するといった事態を招くより、
お互いに怨恨を胸中に押しとどめる必要のない、白ネーム同士だけで当初は編成する方が、組織の目的から好ましいのではないかと
愚考する次第です。
いまいちポイントが見えなかったので、返答としてはまったく噛み合ってないかもしれませんが、その旨ご了承くださいませ。いきおい、長めになります^^;
まずグループが長続きするかどうかは、その‘軸’にどれだけブレがないかで決まると思っています。その集団を輪郭づけるはっきりと明示されたルールの存在、もしくは暗黙のルールを体現するリーダー個人の存在が大きいかと。後者の場合、リーダーがいかにブレなく活動できるかがそのグループの活動幅の上限を決定づけます。
PKK軍人と私掠軍人の差異は、少なくともわたしにとってはシステム的な差異でしかありません。一方でパソコンゲームは究極的には絶え間ない記号の交換の集積なので、思い入れがなければ楽しみようがなくなってしまいます。実戦をする際には背負う国旗の所在を明瞭に意識したほうが楽しいし、DOLのシステム的な設定のほうに重点を置く際には旗など気にせず模擬戦で遊ぶほうがいい、というのがわたしの考えです。
‘背負う国旗の所在を明瞭に意識する’とは文字通り思い入れの領域なので、そこではPKK軍人と私掠軍人とは非常に親和性を持ってきます。極私的な思い入れの世界では、旗を背負った軍船なのに、目の前をゆく敵国の商船に対して何もしないというほうが特殊に映るからです。「モラル面においてオレンジから無差別への境界はごく脆弱なもの」とおっしゃいますが、よって個人的には無差別海賊と私掠軍人の違いは、PKK軍人と私掠軍人との差異よりも決定的だと思ってます。‘モラル’の語に意味を持たせている圏域がおそらく違うのかもしれません。
あくまで“そのうえで”の話です。そのうえで無差別海賊に対する組織を志向するのであれば、その論理展開(即ちルール)にブレがあれば、そのぶんだけ後々リーダーに負担がかかってくることになり、気がかりだ、と思いホンブロワーさんのブログへの書き込みとなりました。従って「私掠に襲われあるいは未然の脅威に怯えながら危険海域を往来するプレイヤーにとっては、私掠を容認する気持にはなかなかなれないもの」という決め込みを前提とされてしまうと、何も言えることはありません。
わたしは交易品を収奪されたことが過去に2度あり、どちらも偶然その時々のイングランド私掠集団の長(非同一人物・両人とも休止済み)で、最初のケースではまだ駆け出しの宝石商で全財産の半分以上を収奪されましたから、悔しいしショックだしできることなら奪っていった船になまりの重しを巻きつけてイグアスの滝の上から放り投げ滝の下にダムをつくって半永久的に水力発電したいほどに恨みましたし、いつか沈めてやるぞとその後対人用の海事スキルを鍛える強い動機付けにもなりました。これは魚雷なき潜水艦O.Vさんのおっしゃる‘怨恨’に決して負けてないつもりですが、それでも今回のケースでもし手を組むことがあれば、それはそれで非常に心強い味方になったと思います。海賊討伐の契約を終えた瞬間からきっと追いかけますけどね。(笑)
それからあるプレイヤーがかつてPKKをしていたのに今は無差別海賊に身を転じているとしても、個々のプレイヤーはそれぞれに色々やってみたがるものだし、とくに気にしなくてもいいんじゃないでしょうか。この点はそのひとがこのゲーム自体を選んでINする理由とも重なりますから、ゲーム内で展開される諸事情とはまた少し別の話かと。同時にやるのはダメダメですけどw
またこのブログを読んで、書き手のことを「とても感性が豊かだ」と評するかたもいれば、あなたのように「常々理屈っぽい」と感じるかたもいます。わたしから見ればそれはどちらも読み手のかたの鏡像なんじゃないかな、というのが正直な感想です。「文は人を表す」の本当の意味はたぶん「文は写し鏡である」なんですよね。読む本の内容が深ければ深いほど、書き手ではなく読んでいる自身の姿が見えてくることってありませんか? これはそのまま、読むかたにわたしの人となりを想像させてしまうということは、つまりわたしの文章がまだまだ稚拙なのだ、という一人ツッコミになりますけど。(笑)
対無差別海賊グループ同士によるPK・PKKの行動制限等を決める必要がありますよね。
goodbyeさんとしてはどの程度なら飲みます?
PKK艦隊の流儀に関しては相当の初心者ぶりを発揮してますし、白ネームのみとの参加条件でお誘いをもらい興味が持てたならモノは試しです。できる範囲で参加いたしたく。
先週に1度、たまたま対無差別の多国籍PKKチャットと化した部屋を経験しており、目的が明確なため特に違和感なく遊べたことが上記の下地にあります。少なくともポルトガル+ネーデルランド+フランス+イスパニアの軍人さんはいたと記憶してますが、私掠のかたもいたので普段は敵対感情をもつプレイヤー同士が同室してたはず。
とまぁこうして何かの事象や運動について自分なりの考えを述べると、そのまま角が立つ否定的言辞として受け取られるようなモードってたしかにありますよね。これ、かなり苦手です。そう見えたなら、失礼しました。
あと、ここは言葉でごちゃごちゃ言う場所なのでごちゃごちゃ言ってますが、ゲーム内ではずっこけキャラというか、万事テキトーです。ゲーム内で知り合ったかたがこのブログを読むとだいたい驚きますし、このブログを読んでからゲーム内で知り合ったかたはたぶん内心ずっこけてます。酒場で会った際には一緒にしこたま飲みましょう。
「どういう条件ならgoodbyeさんに参加してもらえるのでしょうか?
というのではなく、
「どういう条件なら敵対的なRPをしている者同士が、問題なく
組めるでしょうか?例えばgoodbyeさんなら?」
ということを伺いたかったのです。私も感情としてはそれほど問題ないと思います。ただ、参加中は海賊行為禁止となれば、私掠軍人の方には大きなデメリットだと思います。また、目の前で自国の商船を襲われては、PKK軍人として無視できないと思います。両方を禁止した場合でも、参加しなかった私掠軍人の方への対処もあります。色々なケースを考えれば考えるほど、両者が組むことは難しいと思えるのです。
丁重なご回答ありがとうございます
ホレイショ議長のブログでコメントを拝見してからこちらへ書き込むまでに
余り思考を吟味する時間を取らなかったので、思うところを書き連ねすぎ
不明瞭な文章になってしまったようで申しわけありません。
お時間を取らせたことについて、先ずはお詫びを申し上げます。
"モラル"の語に持たせている意味は確かに違うようですね。
私にとっては自国であろうと他国のであろうと、無差別であろうと
PKはPKです。
同じ海域で検索にヒットしたときに自分が襲われるのか否か、他国フレは
襲われるのか否か、通るものみな等しく追われるのか、が違うだけに
過ぎません。
自国私掠に襲われた他国籍フレの悲憤をtellで聞かされることもありますし
同じ海域に自国私掠がいることの恐怖を訴えられることもあります。
そんなことが続くと旗を投げ捨てたくなります。
私掠を容認する気持にはなれない、とは「自国私掠であっても」と言う
ことです。センチメンタルに過ぎると批判されるかたの方が恐らく多い
でしょうが、私には貴方のおっしゃる「軍船なのに目の前を通る敵国商人に・・」
と言う前提には全く賛同できかねるのです。
このあたりが齟齬をきたしている原因なのでしょう。
一時期英国の商会連合会議が私掠に関して掲げた、
「英国船と艦隊を組んでいる船舶は英国の保護下にあるものとし私掠の
対象外とする」というルールが私にとって理想的なスタンスでした。
これなら艦隊を組むことで他国のフレを、少なくとも自国の私掠からだけは
守ることができますから。
余り日がたたないうちに宣言された「鄭和ルール」でこの防御策が効力を
失ったことは私にとって忸怩たる思いがありました。
とりあえず現状では、自船が先行して入った海域に私掠がいれば、自国
他国を問わず、後方から来る船舶には警告を出すと言うくらいしか、
私にはできることがありません。
いずれ貴方のように海事スキルを鍛えて堂々と戦う事もできるでしょうが、
今は乏しい資産の全てをとあるスキルのために投じなければならない時期で、
危険海域ではひたすら潜航するのみです。
「魚雷なき潜水艦」とはまあそういう意味の名乗りでした。
PKKとして自国船舶の護衛を掲げながら他国の白ネームをPKとして狩る、
というスタイルの方は、残念ながら全くいないというわけでもありません。
色ネーム当面参加をお断りする、というホレイショ議長のスタンスは、その辺の
ことを考慮してのことなのだろうと勝手にまあ夢想し、歓迎した次第です。
冷静に考えれば議長にとってははた迷惑なことでしたね。
軍人としてプレイしていても私のようなプレイヤーもいるわけですし、今後
各国から賛同者が得られるにしても、白ネームだけで編成した方が「軸のブレ」
が少なくてすむだろうとは思うわけですが、また長文になってしまいましたし
この辺で筆をとどめようと思います。
先に投稿されてる方の書き込み内容でも私の言いたいことは概ね包含されて
いるようですし。
ではでは。
できうる事ならばいずれホレイショ議長の指揮下で貴方と小異を捨てて共に
船を進めることがあれば嬉しく思いますが、それはまあその日吹く風に
委ねるとしましょう。
お休みなさいませ。
一つだけ。「軍船なのに目の前を通る敵国商人に・・」というのは何かの前提ではなく、ある立場をとればそう見るのが自然だということの一例として言っています。
たとえば無差別海賊にも“いまは白ネーム”というひとは当然います。昨夜もそうしたかたと交戦しましたが、もしこのひとを1on1で討伐に成功した場合、討伐したひとはオレンジネームもしくは赤ネームになります。システム的にはどうみてもPKです。したがって現状では討伐した軍人は、ホーンブロワーさんの団体への参加資格を原則的に失います。色ネームから白ネームに戻るのは、慣れた海賊プレイヤーにとってはそれほど難しいことではありません。そのためのアイテムもあるし、悪名を高く維持することのほうがよほど難しい。いま白ネームの無差別海賊だけは選択的に襲わない、という方針はしたがって、必ずブレを生むとわたしには思えるのです。第一それで討伐組織を名乗るのは、海賊の側から見ればお笑い草かもしれません。
この例に限らず、現実には二律背反的な状況は必ず起きます。ならば「無差別海賊討伐」を目的にした集団は、その目的に執着しまくったルールをとり、その目的を最優先においた価値観を共有するよう構成員に求めることがその理想形態に最も近い。この限りでは実戦に長けた私掠軍人を排除するのは俄然愚策ということになります。でもこれは言うまでもなく理屈上の話です。母数が限られる現状で遂行できることだとは思っていませんし、問題とされた他ブログでのわたしの書き込みにも、「立ち上げることに比べればこれは追々でいい」ことだとも書いています。気がかりを気がかりとして述べたまでで、ホーンブロワーさんの団体に対してこれらを要求したい気持ちもまるでないことは既に述べた通りです。
> 初代彫静さん:
@w@
> 鏡月さん:
@w@;;